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これまでの放送のアーカイブ
5月24日木曜日夜、TOKYO FMからの放送を行いました。
出演は、やまだひさし(TOKYO FM / シナプス/やまだひさしのラジアンリミテッドF)と、レイチェル・チャン(J-WAVE / RENDEZ-VOUS)の2人。
普段は互いの番組が裏番組なので、互いの番組を聴くことが出来ないというふたりが担当しました。
番組では「水戸の魅力発信課」の武田秀課長に取材。震災後、市民が情報を得る唯一の手段がラジオで、現在は震災前よりも市役所とコミュニティFMの距離が密になったそうです。
その水戸のコミュニティ放送局、FM Palulunの社長でパーソナリティーでもある小川啓子さんにお話を伺いました。
「コミュニティFMの魅力は小回りが利くこと。」
「どこどこのおばちゃん元気ですか?って言える。」
「電波を通じて広がった人の繋がり、ネットワークがどんどん広がる。」
と語る小川さん。
震災後には行政側が「手を繋ごう」と言ってくれたということ。
力強く「ひとりひとりに寄り添えるメディアはラジオだけと」いう想いを伝えてくださいました。
続いてFMとおかまちの佐藤広樹さんに電話を繋ぎました。
中越地震をきっかけに開局したFMとおかまち。中越地震当時は情報発信のツールが少なく、その後、市民の出資で開局に繋がったそうです。
2011年は1月に豪雪災害、3月12日長野県北部地震、7月には新潟福島豪雨と、3度の激甚災害指定を受けるなど、大変な1年。道路の閉鎖の際に新潟県から届いた情報を放送/WEB/TWITTERで情報を流すなど、いち早く地域に情報を流す活動をしていました。
また、十日町市がFMとおかまちだけを受信できるラジオを2万世帯強に配布。このラジオには緊急割り込みスイッチというものが付いていて、市の防災課でスイッチを入れれば、情報が入ってくるという、全国でも珍しい、新しい試みがなされています。
被災地では、いまもコミュニティFM/臨時災害放送局が、地域に根差した放送で、被災地の皆さんと同じ時間、同じ空気を共有しながら、彼らにしか出来ない放送を続けています。
ラジオフレンズでは、これからもコミュニティFM/臨時災害放送局への応援を呼びかけていきます。
RADIO FRIENDS ~つながるラジオ~ 第9弾
放送日:2012年5月24日木曜日25:00-25:55 @80.LOVE TOKYO FM
出演:やまだひさし/レイチェル・チャン/小川啓子/佐藤広樹
制作:飯塚基弘/岡崎淑子/長瀬みのり/高野広司
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