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RADIO FRIENDS~つながるラジオ~22回目はTOKYO FMからの放送。TOKYO FM/Skyrocket Companyのパーソナリティ:マンボウやしろさんと、J-WAVE/TOKYO REAL-EYESのナビゲーター:藤田琢己さん、そして女川さいがいFMの高校生DJ:阿部さきさんの出演でお送りしました。
女川さいがいFMは、震災後、ボランティアによって生まれました。今でも何人かの高校生がスタッフとして放送に携わっているそうです。
6代目アナウンサーとして参加している阿部さきさんは現在高校1年生。部活や学校の行事との両立が大変ということ。下内は同じ高校1年生の女子4人と、高2の男子2人の高校生が変わっているということ。
ラジオに関わって変わったこと・・・
「ラジオを通して色々な人とかかわりをもてて、やっていて誇りに思います。」
全国の人に伝えたい事・・・
「女川町はまだ復興の途中で、津波で街が流されてしまったのですけど、新しい街づ くりのために頑張っているので、ラジオを通じてでも、それ以外でも、そうした頑 張っている街があるということを忘れずに、是非応援してください。御願いしま す。」
さらに、女川さいがいFMに参加して、高校卒業後に東京の大学/専門学校に進学したふたり、阿部真奈さんと島貫美樹さんをTOKYO FMのスタジオにお迎えしました。
震災時に東京に住んでいた島貫さん。丁度帰省したときに被災して、しばらくしてから女川さいがいFMの存在を知り、参加。阿部さんは女川さいがいFMに参加していた中学時代の先輩の誘いで参加したそうです。
いまの女川の様子について、先日帰省した阿部さんは「高齢者の方が多いな」と改めて感じたそうです。若い人が外に出て行っているので、現在は4割が高齢者。
そして、街の8割の建物が流されてしまっていて、現在は、元の地面よりも8メートルから10メートルのかさ上げ工事が続けられているそうです。何年もかかるこの工事に、自分が生きているうちに復興している街の姿が見られるのかと悲観的になっているお年寄りが多いということ。
今、足りないものは?という質問に島貫さんは「被災地の美味しい物を買って食べて、美味しいと思って頂いたら、また買ってほしい。」という答え。
女川町の未来について・・・
「女川町を誇りに思えるような街にしていきたい。」(阿部さん)
「若い人がどんどん活躍していけるような場所にしていって、夢のある街にしたい。」(島貫さん)
女川さいがいFMのみなさんと繋がることで、
前に進んでいるエネルギーを感じたという藤田さん。
子供達が頼もしくなっていることを感じたというやしろさん。
新たな想いを抱いくことができた二人でした。
RADIO FRIENDSはこれからもリスナーの皆さん、東北の皆さんと繋がってゆきます。
RADIO FRIENDS ~つながるラジオ~第22弾
放送日:2013年6月28日金曜日20:00-20:55@TOKYO FM
出演:マンボウやしろ/ 藤田琢己/ 阿部さき/ 阿部真奈/ 島貫美樹
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