32回目のRADIO FRIENDSは、今回から新たに加わったFM-FUJIから放送。
出演は、FM-FUJIの鈴木ダイ(GOOD DAY 月・火10:00~15:47)、 小川もこ(GOOD DAY水10:00~15:47)、TOKYO FMのChigusa (JAPAN MOVE UP 21:30~21:55)、そしてFM岩手釜石支局のパーソナリティを務めつつ、かまいしさいがいFMのパーソナリティも務める阿部志穂さん。
「釜石の今」についてお話をして頂いた阿部志穂さんは、小川もこさんが講師をしていたパーソナリティカレッジの教え子で、師弟が番組で一緒になるのは、このラジオフレンズが初めて、との事。
阿部さんは2011年1月、岩手に赴任し、直後に被災。震災から1か月後の4月11日、マイク2本と送信機のみの状況で、かまいしさいがいFMが開局する、という全てが慌ただしい中、放送最初に迎えたゲストがTOKYO FMから迎えたやまだひさしさん。
この時に、かまいしさいがいFMパーソナリティを務めたのが阿部さんでした。
その翌年2012年、岩手を訪れたChigusaさんは阿部さんと出会い、2013年3月11日のJFNの番組で一緒に放送をしました。
今回、小川もこさん、Chigusaさんは、釜石の阿部さんと久しぶりの再会となりました。
被災直後の釜石で必要な情報を発信する事も、得る事も出来ないという、阿部さんのもどかしい経験について聞いた 鈴木ダイさんは、今年2014年2月14日から発生した関東甲信エリアの大雪災害で経験した交通と情報の閉ざされた山梨県の状況と重ね、いつ起こるか解らない災害への畏れを「忘れない事」と結びます。
また、少しずつ復興に向かう岩手県、釜石市のお話も伺えました。
この3月末には釜石市内から排出される通常ゴミ55年分に相当する84万7千トンの震災ガレキの除去が終了。復興はまだまだこれからですが、三陸鉄道の南リアス線は4月5日、北リアス線は4月6日に開通、JR釜石線では4月12日からSL銀河号が走り始めたので、大型連休には岩手、釜石の旬「鱒・ほや」を味わいに、是非お越し下さい、というメッセージと、「やるぞ!」の岩手弁「やっぺし!」を頂きました。
番組内容は、後日「読めるモ」のレポートで公開します。
RADIO FRIENDSはこれからもラジオリスナーの皆さん、東北の皆さんと繋がってゆきます。
RADIO FRIENDS~つながるラジオ~第32弾
2014年4月19日土曜日14:00~14:52
出演:小川もこ/鈴木ダイ/chigusa/阿部志穂